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ファツィオリ40周年記念事業 石井克典リサイタル12/5(土)開催

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ベートーヴェン生誕250年イヤーに贈る 4大ピアノソナタ!
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ファツィオリ創立40周年記念イベントの第二弾として、国内外で多彩な活動を広げているピアニスト石井克則のピアノリサイタルを12月に開催します。

2020年、ベートーヴェン生誕250周年のメモリアルイヤーの最期を飾るに相応しいベートーヴェン4大ピアノソナタを、美しく澄み切った音色で聴衆の心に語りかけるピアニスト、石井克典が奏でます。記念すべき年の瀬に、ベートーヴェンのドラマチックな世界を堪能し、その素晴らしさに改めて出会える貴重な機会となることでしょう。

ファツィオリ40周年記念 石井克典ピアノリサイタル
12月5日(土) 豊洲シビックセンターホール(5F)開演14:00(開場13:30)
入場料 一般 4,000円 学生 2,500円 全席自由

チケット発売は2020年10月9日(金)より
詳細はこちら
ファツィオリジャパン株式会社  Tel: 03-6809-3534 
e+ (イープラス)
豊洲文化センター TEL:03-3536-5061 9時~21時(休館日第2・4月曜日)


     プログラム
ピアノソナタ 第8番 ハ短調 作品13「悲愴」
ピアノソナタ 第17番 ニ短調 作品31-2 「テンペスト」
ピアノソナタ 第14番 嬰ハ短調 作品27-2 「月光」
ピアノソナタ 第23番 へ短調 作品57 「熱情」

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石井克典
ピアニスト/東京大音学教授。日本音楽コンクール審査員。2006年第6回より浜松国際ピアノコンクールの運営委員、専門委員を歴任。
東京音楽大学、マネス音楽大学大学院にてピアノ、楽曲分析、指揮を修了。1994年デビューリサイタルを開催。以来、国内外での活発な演奏活動を続けると同時に、各国でコンクールの審査員を務め、マスタークラスを行うなど、後進の指導にも尽力している。

主な受賞歴:1993年ロベール・カサドシュ国際ピアノコンクール第4位。1996年マネス音楽大学大学院にてJ・フィーデルマンピアノ賞。1997年浜松国際ピアノアカデミーコンクール第1位。


11月8日(日) 海老彰子氏によるマスタークラス 聴講受付終了

11月8日にファツィオリ40周年を記念し、弊社提供で開催される「海老彰子マスタークラス」の聴講は、満席となり受付を締め切りました。感染症予防対策のため、ご用意できる席数が通常の半分ほどになり、ご希望に添えなかったお客様には大変申し訳ありません。

また、マスタークラス受講の応募も多数頂き、誠にありがとうございました。応募者の皆様には、近日中に選考結果をお知らせします。

海老彰子氏は、マルタ・アルゲリッチとの頻繁な共演など、精力的に世界中で演奏活動、国際コンクールの審査員をされており、日本でお聴きする機会の方が少ないでしょう。11月28日に開催されるピアノリサイタルは、海老彰子の端正かつ壮麗な世界を堪能できる曲目で構成された特別プログラムで、約4年ぶりに日本でファツィオリでの演奏を聴ける稀な機会です。

現在、クラシック公演における新型コロナウィルス感染拡大予防対策のガイドラインでは、収容定員までの配席(収容率100%)が可能となっていますが、当公演は前後左右を空けた隔席での開催を予定しています。良いお席は僅かとなっていますので、ご希望のお客様は早めにお求めください。ゆったりした空間の中で、特別に組まれたプログラムをお楽しみください。

ファツィオリ創立40周年記念 海老彰子ピアノリサイタルのお知らせ
変奏曲の傑作から定評ある近現代・フランス作品まで、
昼夜2公演異なるプログラムで海老彰子の魅力を満喫できる一日
11月28日(土) 豊洲シビックホール
昼公演  開演14:00(開場13:30)    夜公演 開演18:30(開場18:00)

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 ファツィオリ創立40周年記念


ファツィオリジャパン株式会社は、ファツィオリ創立40周年記念事業の一環として、パリと東京を拠点に世界各国で精力的に演奏活動を続け、また数々の主要国際コンクールで審査員を務める、海老彰子氏によるレッスンを3名に弊社負担で提供いたします。
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概要
1.対象
音楽大学で専門的にピアノを学習した、もしくは現在されている方で、コンサートピアニ     ストや国際コンクール出場を目指されている方など

2. 開催日時
2020年11月8日(日)15時~ 各生徒:1時間

3. 開催場所
ファツィオリショールーム: 東京都港区芝浦1-13-10 (アクセスページをご覧下さい)

4.公開レッスン形式
コロナ感染対策上必要な場合は、オンライン配信に変更。

5.  公開レッスン聴講 
先着20名様。info@fazioli.co.jp宛にお申込み下さい。 聴講料3,000円

受講応募要項

1.締切
2020年10月10日

2.応募方法
info@fazioli.co.jp 宛に以下の情報を記載し、メールでご応募下さい。

*受講曲および長さ 
*受講者の略歴
*連絡先 (氏名、住所、メールアドレス、携帯電話番号)
*受講動機とレッスンに期待すること

3.受講決定通知
2020年10月25日 

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海老彰子 プロフィール
東京藝術大学1年在学中に第41回日本音楽コンクール優勝後、フランス政府給費留学生として渡仏。 パリ国立高等音楽院最優秀首席卒、同研究科卒。同音楽院にてアルド・チコリーニの愛弟子となる。以降パリに在住し、世界各国で精力的に演奏活動を続ける。多くの受賞歴を持ち、ロン=ティボー国際コンクールで第2位グランプリと4種の特別賞をA.ルービンシュタイン氏等から受けるほか、ショパン国際コンクールで4位なしの5位入賞。日本ゴールドディスク大賞2回、仏政府から文芸シュバリエ勲章、パリ名誉市民メダル、エクソン・モービル音楽賞本賞(日本)等受賞。世界有数のオーケストラや親友のマルタ・アルゲリッチとの共演も多く、世界的な名声を浴びている。日本ショパン協会会長、横浜市招待国際ピアノ演奏会実行委員。ショパン国際ピアノコンクール審査員、元浜松国際ピアノコンクール審査委員長。

ファツィオリ40周年記念事業 海老彰子リサイタル 11月28日(土)開催

世界で活躍する海老彰子が奏でる二つの世界
変奏曲の傑作 から 定評ある近現代・フランス作品 まで

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ファツィオリが2021年1月に創立40周年を迎えるにあたり、ファツィオリジャパンは日本における記念イベントの第一弾として、東京とパリを拠点に世界的で活躍するピアニスト海老彰子を迎えた記念リサイタルを11月に開催します。

昼夜2公演を同日開催、しかも異なる特別なプログラムです。昼公演ではドイツ語圏作曲家の変奏曲作品を、夜公演では近現代のフランスの作品を中心に、古典派から近現代までの音楽世界を一日で巡る贅沢なプログラムです。

海老彰子の成熟した演奏技巧と豊かな感性によって創り上げられる、端正かつ壮麗な世界、そして色鮮やかで幻想的な世界。ファツィオリの音色と共に、心の旅を楽しむ1日をお過ごしください。

・当リサイタルは、江東区文化コミュニティ財団策定の新型コロナウィル感染拡大予防ガイドラインに準拠し開催します。 詳細はこちらでご確認下さい。

・昼公演・夜公演ともにおよそ約1時間の演奏時間を予定しており、その間休憩時間はありません。

昼・夜公演通し券は弊社のみの取り扱いになっています。

お申し込みはこちら

ファツィオリ40周年記念 海老彰子ピアノリサイタル11月28日(土) 豊洲シビックセンターホール(5F)
・昼公演 開演14:00(開場13:30)
・夜公演 開演18:30(開場18:00)
・チケット発売は2020年9月10日(木)10時より
・全席指定
・入場料 一般 5,000円 学生 2,500円、
              昼・夜公演通し券 8,000円

◆また、海老彰子氏による公開マスタークラスを11月8日(日)15時に開催しますので、併せてご参照下さい。

     昼公演
W. A.モーツァルト
デュポールのメヌエットによる
 9つの変奏曲 ニ長調 K.573

L.v.ベートーヴェン
創作主題による32の変奏曲
 ハ短調 WoO.80

J. ブラームス
ヘンデルの主題による変奏曲と
 フーガ 変ロ長調 Op.24

     夜公演
G.フォーレ
主題と変奏 嬰ハ短調 Op.73

武満徹
雨の樹素描 II
-オリヴィエ・メシアンの追憶に

C.ドビュッシー
ピアノのために

M.ラヴェル
夜のガスパール

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海老彰子の魅力を余すところなく聴くことのできる贅沢なリサイタル海老彰子プロフィール
音楽評論家 道下京子

私が海老彰子のピアノを初めて聴いたのは、いまから30年近く前。第10回ショパン国際ピアノコンクールのライヴ録音で、彼女の奏でるショパンのプレリュードやコンチェルトの1番を聴いた。卓越したテクニックから生み出される、輝くような音の色彩と深淵から湧き上がるような情熱に、深く心奪われた。彼女はそのコンクールで第5位(第4位なし)を受賞した。

東京藝大在学中に日本音楽コンクールで優勝、またロン=ティボー国際コンクールで第2位を受賞するなど、ショパン・コンクール以前から海老は次世代を担う若きピアニストとして注目を集めていた。パリと東京を軸とした彼女の音楽活動は40年を超え、演奏活動にとどまらず、教育面でも足跡を残している。

 この11月、海老は東京でリサイタルを開催する。ソーシャルディスタンスに配慮して客席数を少なくするために、ホール側から昼夜公演にしてはどうかとの提案があったという。そこで海老は、プログラムを練り直し、2公演のプログラムを編んだ。

 昼公演では、ドイツ語圏の作曲家の変奏曲によるプログラムだ。プログラムの冒頭を飾るのは、モーツアルトの《デュポールの主題による変奏曲》。デュポールはフランス革命を逃れ、プロイセンの国王に招かれてベルリンで活躍したフランス出身のチェリスト。彼の作曲したチェロ・ソナタのなかのメヌエットをもとに、モーツァルトは変奏曲を書き上げた。ベートーヴェンもベルリンを訪れ、デュポールのために《チェロ・ソナタ 第1番&第2番》を作曲。ベートーヴェンの《創作主題のための32の変奏曲》はその約10年後の作品で、バロック時代に盛んに行なわれていたバッソ・オスティナートの手法を取り入れている。そして、ブラームス《ヘンデルの主題による変奏曲》は、海老が日本音楽コンクールで演奏した想い出の作品。クララ・シューマンに捧げられたこの変奏曲は、ヘンデルの作品を主題とし、バロック時代の書法研究とブラームスの変奏手法が見事に融合している。

 そして、近現代のフランスの曲目の夜公演も、変奏曲に始まる。フォーレ《主題と変奏》は、シューマンの《交響的変奏曲》との関連も指摘される。武満《雨の樹素描 II-オリヴィエ・メシアンの追憶に》は、海老がCDにも収録した作曲家、大江光の父、健三郎の小説に示唆を得て書かれた。そして、前述のフォーレ作品と同時期に完成したドビュッシー《ピアノのために》は、ドビュッシー特有のピアニズムとともに、18世紀のフランス古典主義を継承した作品。ラヴェルは、さらに古き良きフランス・バロック時代に深く傾倒すると同時に、幻想的な芸術にも惹かれた。19世紀前期の詩人ベルトランの怪奇的で空想的な3つの詩をもとに、彼は《夜のガスパール》を作曲する。

 フランス作品に定評のある海老であるが、そのレパートリーは実に幅広い。その研ぎ澄まされた感性と比類なく安定した演奏技巧を礎として、ピアノ独奏だけではなく、室内楽などさまざまな分野にも取り組んでいる。室内楽の演奏では、全体を包み込むような彼女の揺るぎないピアノがアンサンブルを見事にまとめ上げ、何よりも奏者の一人ひとりから対話を引き出してゆく姿に強い感銘を受けた。私が聴いた演奏の多くはフランスの作曲家の作品であるが、その音楽の表現には浮薄な曖昧さは微塵もなく、構築感に富んだ演奏である。とりわけ、深いタッチから生み出される重みのあるふっくらとした音は雄弁で、多彩なダイナミクスを通して高貴にして繊細な音楽を創り上げてゆく。彼女の指から紡ぎ出される音の一つひとつには、魂と鮮やかな生のいぶきが宿り、その息遣いやリズム感にはヨーロッパの香りがする。

海老の魅力を余すところなく聴くことのできる贅沢なリサイタルとなるだろう。

弊社協賛、第1回ひのっ子ピアノコンクール+(プラス)出場者・審査員募集

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広島日野自動車株式会社(広島市安芸区)が、創立75周年記念事業として、音楽を学ぶ学生を支援し、演奏の場を提供することを目的とする「第1回ひのっ子ピアノコンクール+(プラス)」開催することとなり、出場者および審査員を募集しています。同社は、「すべての人に芸術を広く普及する」というテーマの下に、およそ20年間にわたって幅広い芸術活動を継続的に支援しています。同コンクールは、昨今の新型コロナウィルス拡大により、コンサートやコンクールが中止になり演奏の機会を失っている、また、経済的な影響を受けている音楽を学ぶ方々を支援することを目指しており、1位から10位の表彰者に最高30万円の賞金が授与されます。

応募資格は、音楽を専攻していない一般の方も含む18歳から26歳までの大学生以上の方です。予選は6分以内の自由曲の音源(動画)での応募となり、応募締め切り日は9月30日です。准本選と本選は、12月12、13日に同社所有のひのっ子ホールにてファツィオリF278を用いて行われます。

また、プロ・アマチュア問わない18歳以上の方を対象に10名の予選審査員の募集を行っています。
コンクールの詳細は下記サイトでご確認ください。
第1回ひのっ子ピアノコンクール+ サイト

ご質問などございましたら、直接「ひのっ子ピアノコンクール+事務局」までお問い合わせください:info@hinokko-piano.jp

「ひのっ子ピアノコンクール+」の「+」には、「新たな視点で」という思いが込められおり、参加費無料、一般募集の審査員による予選審査など通常のコンクールとは異なる試みがされています。ファツィオリで弾く、准本選、さらに本選を目指して奮ってご応募下さい。

モリコーネへの追悼コンサート、フェデリコ・イアコブッチ ピアノソロ

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さる7月6日、映画音楽の巨匠、エンニオ・モリコーネ氏が91歳で亡くなりました。
仮に彼の名を知らぬ人が居たとしても、彼の音楽を知らぬ人は居ないだろうというほどに、心に残る数多の名曲を世に出しました。
映画の一コマとともに、彼の曲の調べと人生の一コマの思い出を重ねる方も多いのではと思います。

イタリア文化会館では3月にファツィオリピアノのお披露目コンサートが開かれる予定でしたが、コロナ感染拡大防止のため、中止となりました。今回はネット配信にて開催が実現しました。より多くの方に聴いて頂ければ嬉しいです。

演奏者はモリコーネ氏と親交のあった、東京在住の作曲家・指揮者、フェデリコ・イアコブッチ氏(Federico Iacobucci)です。

詳細はイタリア文化会館のHPをご覧ください。


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